高校生が挑戦!規格外トマトのアイスクリームで地域貢献【市来農芸高校】
「規格外のトマトを、1つも無駄にしたくない――。」
そんな高校生たちの熱い想いが、形になりました。
1月29日(木)市来農芸高校で「かごしまの食と農を未来につなぐ農業教育推進事業 農業高校生のコラボレーションチャレンジ」の成果報告会が開催されました。

今回発表したのは野菜班。テーマは『規格外トマトを使用したアイスクリームで地域貢献』です。
捨てられるトマトを救いたい
トマトの収穫量のうち、約3割は形や大きさが基準を満たさない「規格外」として廃棄されてしまいます。しかし、味や栄養は規格品と何ら変わりません。
市来農芸高校の野菜班はこの現状に向き合い、地域の農産物を無駄にしないという強い想いのもと、規格外トマトの新たな活用方法を模索しました。
お菓子の菊屋と協力して生まれた「ピュアとまアイス」
生徒たちが地元の菓子店「お菓子の菊屋」さんと連携して開発したのが、「ピュアとまアイス」です。

このアイスクリームには、トマトだけでなく学校産の黒砂糖や鶏卵も使用。製造工程においても、菊屋さんの職人の技を学びながら、生徒たちも一緒に手作りしました。
また、商品の安心・安全を証明するために「日本食品分析センター」へ成分分析を依頼。
さらに、鹿児島女子短期大学の大賀先生からは、栄養価値の計算や専門的なアドバイスをいただき、美味しさと栄養の両面で自信を持っておすすめできる商品に仕上がりました。
文化祭や産業祭りでの販売を通じて実際にお客様の声を集め、利用者アンケートをもとに商品のブラッシュアップや今後の販路拡大に向けた課題も明確になりました。
地域農業の未来へ
報告会では、研究の経緯から商品開発・販売・分析までの取り組みが丁寧に発表され、参加者からも大きな関心が寄せられました。

この活動は、食品ロスの削減にとどまらず、地域農業の活性化と持続可能な社会の実現を目指す実践的な教育活動です。
「自分たちの力で課題を解決しよう」と挑み続ける生徒たちの姿はとても眩しく、頼もしく感じました。
大勢の大人の前で発表することも緊張したと思いますが、堂々とした姿が印象的でした。
「ピュアとまアイス」の今後の展開にもぜひご注目ください!
そのほか、市来農芸高校の様子はこちらから!
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この記事を書いた人:
とこ生まれも育ちも鹿児島の1児の母。子育て奮闘中!寝かしつけながら寝落ちするのが至福の時間。食べることと喋ることが大好き。デジタル音痴ですが、人との交流を大切に、いちき串木野の魅力を伝えていければと思っています。