これまでの歩みを活かし寄り添える「移住定住相談員」でありたい【蓑手ゆかりさん 後編】

プロフィール

いちき串木野市出身。高校卒業後は県外の大学に進学し、そのまま県外で就職。
結婚を機に宮崎へ移り住みましたが、5年前に子ども2人と一緒にいちき串木野市にUターン。

移住スタイル:
Uターン
職業:
移住定住相談員
移住元:
宮崎

今回は、いちき串木野市の移住定住相談・蓑手ゆかりさんにお話を伺っています。
前編では、蓑手さんのこれまでの経歴や相談員になった経緯、現在のお仕事内容をお話いだだきました。(リンクを貼る)

後編では、蓑手さんが感じているいちき串木野市の魅力や移住へのサポート、移住定住相談員として働く上での心構えについて伺います。

心に力をくれる景色「夕日と星空」

地元に馴染めず外へ出て、県外での生活を経験した蓑手さんが、Uターン後に「離れて初めて魅力に気付いた!」と感じたものが。
それは、いちき串木野市の自然の美しさです。

あの夕陽と海、それから星空は、絶対どこにも叶わないと思っています。

宮崎で暮らしていた頃、海に沈む夕日を見ることができない場所であることに気づき、改めて地元の夕日の美しさを実感したといいます。
「この夕日と星空を毎晩見られるんだったら、移住してもいい!って思う人もいるかもしれないですね」と笑う蓑手さん。圧倒的な自然の美しさは、いちき串木野市の大きな魅力のひとつです。

都市部へのアクセス◎交通利便性

Uターンして感じたことの一つに、「生活インフラの整備も以前と比べて格段に進んだ」という点があります。
「高速道路が繋がっているのが大きいですね」と蓑手さん。ショッピングを楽しむのが好きで、鹿児島市内へも気軽に出かけられる利便性を実感しているそうです。
お子さんの通院で鹿児島市内に行くこともあり、「鹿児島市内まで車で40分ほど。川内駅からは新幹線にも乗れるし、交通の便は以前と比べて本当に良くなったなと思います」と話します。

JRの駅が市内に3つ、高速のインターチェンジも2つあるので、都市部へのアクセスの良さも、いちき串木野市の暮らしやすさのひとつです。

以前は気にも留めなかった利便性に、今は助けられています。

経験を活かしてサポートを

現在、移住定住相談員として働く蓑手さんは、自身の経験を活かして「親しみやすく相談しやすい」窓口業務を行うことを目標としています。

「自分の経験をできる限り活かしていきたいと思っています。プライベートなことも、必要に応じて素直にお伝えするつもりです。人となりを知ってもらうことで相談しやすい雰囲気をつくれたら。」と話します。
行政手続きに不安を感じる人が少しでも安心して進められるよう、利用者目線でのサポートを心がけています。
移住してきて自分で窓口を回り、戸惑った経験があるからこそ、「来てくださる方に“ここは大丈夫”と思ってもらえる対応をしたい」と考えているそうです。
日々の業務の中で、対応の仕方や雰囲気ひとつでまちの印象が変わることを実感しています。

一人でもいいので“この人がいるなら大丈夫”と思える存在がいたら、市役所全体のイメージアップに寄与できると思います。

移住定住促進のリアルとこれから

現在、移住定住相談員として、おためし住宅の利用者への案内や、オンラインでの相談体制の検討など、幅広い業務を担当する蓑手さん。

おためし住宅の前で

ご自身と同じように、生活や子育てを考えて移住してくる人たちが安心できるよう、具体的な情報やアドバイスを伝える役割を担っています。
移住を検討している方が利用できる「おためし住宅」は、いちき串木野市内に現在2ヶ所あり、20代からシニア世代まで幅広い年代の方に利用されています。
そうした方々に対して、市の制度だけでなく、地域での暮らしに役立つリアルな情報を伝えることが大切だと感じているそうです。
おためし住宅に来た方に、いちき串木野市のことをいろいろ案内をするなかで、自分自身も改めて気づく魅力があるといいます。

焼酎づくりや漁業など、地域の産業を知れば知るほど“このまちには面白いものがたくさんある”と感じます。
あとは、その魅力をどう伝えていくかが大切なんだろうなと思います。

自らの経験を伝え、同じように悩みながら暮らしを選ぶ人に寄り添う蓑手さんの存在は、いちき串木野市の移住支援の大きな力となっています。

まとめー後編ー

“自分も移住して、手続きなどで悩んだ経験があるから、できるだけ寄り添いたい”という蓑手さんの姿勢は、これからの移住定住相談の場に、温かな変化をもたらしてくれそうです。


ご自身の経験を率直に伝え、新たな暮らしに悩む人に寄り添う姿は、いちき串木野市の魅力を伝える力となりそうです。
移住希望者が「ここで生活していけそう」「困ったことがあっても相談できる」と感じられるような環境づくりにもつながっていると思います。
自然の美しさや生活の利便性といった魅力に加え、蓑手さんのような相談員の存在は、移住を考える方にとって安心感を与え、心強い支えになっていくことでしょう。
これからも、リアルな暮らしの情報と、等身大の視点で寄り添う姿勢が、移住を考える方の後押しになるのではないでしょうか。
移住検討中の方は、お試し住宅に宿泊し実際に生活してみるのはもちろん、まずは蓑手さんとおしゃべりするところから、いちき串木野市の魅力を実感していただければと思います。

  • この記事を書いた人:
    とこ

    生まれも育ちも鹿児島の1児の母。子育て奮闘中!寝かしつけながら寝落ちするのが至福の時間。食べることと喋ることが大好き。デジタル音痴ですが、人との交流を大切に、いちき串木野の魅力を伝えていければと思っています。