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【REPORT】ライティングスキル養成講座 DAY1開催—「伝える」第一歩を、いちき串木野で—

#イベント , #魅力PRライター

11月9日、秋の風が気持ちよく吹く午後。
いちき串木野市湊町にある studio hananchi にて、「ライティングスキル養成講座」のDAY1が開かれました。

今回の講座は、いちき串木野に関わって暮らす人たちが「まちの魅力を言葉や写真で発信できるようになること」を目的とした全3回シリーズ。
オンラインでの発信が中心になりつつある今、地域の“目線”からまちの魅力を紹介できるライターの存在はとても貴重です。

その第一歩となるDAY1は、“伝える土台づくり” がテーマでした。

■ ライター講座とは?

「書くのが好き」「SNS投稿に活かしたい」「いちき串木野のことをもっと発信したい」
参加理由はさまざまですが、共通しているのは “誰かに届けたい思いがある” ということ。

DAY1では、ライターとして必要なマインド、取材の基本、読み手を意識した文章づくりなど、これからの活動に欠かせない基礎をじっくり学びました。

講師を務めたのは、これまで地域メディアを手掛けてきた小林史和さん、フリーペーパーの編集者として働いていた森満麻里子さん。
「話を聴く姿勢こそが、良い記事の出発点」という言葉に、参加者の皆さんも深くうなずいていました。

■ 参加者の様子

この日は、10名の定員に対し満席でのスタート。
初対面同士の方も多かったのですが、自己紹介がはじまると自然と笑いが生まれ、会場の空気はすぐにあたたかい雰囲気に。

「文章を書くことに苦手意識があるんですが…」
「写真は好きだけど、撮り方のコツを知りたいです」
そんな素直な声が飛び交い、講座への意欲がひしひしと伝わってきました。

子連れ参加OKの講座ということもあり、小さなお子さん連れの方の姿も。
まちの講座らしい、やわらかであたたかな空気が流れていました。

■ DAY1の内容に少し触れると…

DAY1は大きく分けて3つ。

① オリエンテーション

講座の目的を共有しながら、3日間でどのように“書く力”を高めていくのかを確認。
「この場を楽しむことを一番に考えてください」という和やかな雰囲気で、講座はスタートしました。

② 取材術の基本

・相手の話を引き出す質問のコツ
・“聴く” と “聞く” の違い
・現場での観察メモのポイント
など、プロライターが実際に使っている技術が惜しみなく紹介されました。

最初は緊張していた皆さんも、「みんなちがってみんないい」という小林さんの話には深く共感した様子で、次第に笑顔で相づちを打ちながら相手の話を引き出していました。

③ 読まれる文章の基本

「記事を書く上で大切にしたいこと」
「結論は先に? 後に?」
「読みやすさを決めるのは“構成”」
など、文章を書く上で大切にしたいポイントや、今すぐ使えるテクニックが次々と紹介されました。

■ 次回へつづく — DAY2は写真撮影&画像編集!

DAY1で「伝える土台」を学んだ参加者のみなさん。
次回DAY2は、さらにスキルを広げる 写真撮影と画像編集の実技 です。

スマホでの撮影のコツや、SNSで映えるサムネイルづくり、Canvaの使い方など、“見せる” スキルを一気に磨いていきます。

DAY3は、実際に課題記事を書いてフィードバックを受ける総仕上げ。
全3日間を通して、まちを伝える小さなライターが育っていきます。

次回のレポートでは、DAY2の実技講座の様子をお届けします。お楽しみに!

  • この記事を書いた人:
    もりみつ(事務局)

    鹿児島市出身。
    2025年にいちき串木野市へ移住してきました。
    5人の子どもたちを育てるのに毎日夫婦で悪戦苦闘しています!
    取材を通してマチの魅力を知っていけたら嬉しいです。